2022年05月02日

三つの立ち方

空体道の基本的な立ち方は三つです。

平行立ち、前屈立ち、後屈立ち。

この三つの立ち方が重さ(重力)によって安定しないかぎり、相手に十分な重さ(技)を伝えることは難しいのです。

なので空体道ではこの三つの立ち方を立禅法、重心法、歩行法で、徹底的に練習します。

この立ち方の安定なくして、空体道の上達は見込めません。でも逆に言えば立ち方が重さ(重力)で安定するようになったなら、型、対練、組み手が一気に上達するのです。

たしか武道において、立ち方三年との言葉があったように記憶していますが、空体道では立ち方まず十年と言えるでしょう。
posted by ロン at 23:24| 日記

2022年04月25日

正面があってこそ

空体道の戦い方は、相手の側面、背面への回り込みを重視しています。

側面、背面への回りこみは、相手が攻撃が当たらない、そしてこちらの攻撃が当たる位置取りだからです。

一対一、一対多数、素手対武器、すべての戦いにおいて有効な戦術だと私は思っています。

ただしその戦術を生かすためには、まず相手の圧力(攻撃)に対し、こちらも正面で楽に受け止められるくらいの身体の安定が必要だと私は考えます。

相手と正面で衝突しても押し込まれない身体の安定があるからこそ、余裕をもって相手の側面、背面に回りこめるのです。

逆に正面では相手に押し込まれてしまうので、仕方なく側面、背面に回りこもうとしても、その消極的な姿勢は相手に読まれやすく、中々回り込めないように思えます。

空体道においては、正面があっての側面、背面の位置取りがあるのです。

そんな正面での安定を得るためには、会員さんはもうご存知の通り、立禅法、重心法、歩行法をひたすら稽古することです。

そしてその先には側面、背面に回りこむ必要すらなくなる、全身に重力が通った身体の絶対的な安定(触れるだけで相手が崩れ落ちる)の境地があるのだと私は思っています。





posted by ロン at 21:19| 日記

2022年04月17日

組み手指導動画

動画は私の組み手指導映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=p5e6ANRPJtY&t=120s

今回は側面(死角)からの掌打の有効性と、相手の手(足)を破壊して、相手の攻撃力、防御力を著しく低下させる方法を教えています。

会員さんは参考にして下さい。
posted by ロン at 14:40| 日記

2022年04月12日

立つ力と動く力

空体道の基本の立禅法、重心法、歩行法は立つ力を養う稽古法、そして型の空法は動く力を養う稽古法です。

立禅法、重心法、歩行法は、脱力により、すべての重さを頭から足裏まで落とし、全身に重力(重さ)を通す稽古であり、空法は空体道の戦闘技術である技の動きを体得し、そして手と脚、そして体幹部と全身を一致させて動くことを学ぶ稽古です。

それが立つ力と動く力なのです。

いつも立つ力説明をしていますので、今回は動く力、空法の説明をしたいと思っています。

空法は短い十二の型(十二の単式)から構成させています。その動きは技の原型と会員さんは思ってください。型一つは技一つではありません。一つの型に打撃、崩し、投げ、そして立関節技の要素が無数に詰まっているのです。

なので型は十二ですが、そこから生まれる技は百を越えるでしょう。

そして空法の型は、手、脚、体幹部の動きを一致させての動きを学ぶために、一つ、一つの型全てに、手法、歩法、体法が含まれています。

立つ力と動く力は空体道にとって車の両輪です。とちらも大切。

ただし何回も書いていることですが、立つ力なしに、動く力は養うことが出来ません。そのためにも一人稽古は立つ力を中心にしておこない、稽古の最後に動く力の稽古をある程度おこなうとよいでしょう。

posted by ロン at 17:03| 日記

2022年04月05日

無い感覚

会員の皆さんは、私が皆さんを崩したり、投げている時の身体感覚を知りたいと思っているかも知れないので、今回はその説明です。

実は皆さんを崩したり、投げたりしている時の感覚はあまりないのです。そしてよりうまく崩したり、よりうまく投げたりした時の方が感覚はさらに無くなっていきます。

こちらの感覚が無くなれば無くなるほど、よりこちらの重さが相手に伝わり、相手はより苦しむ(笑)ことになってしまいます。なので身体の感覚は技の威力と反比例します。身体の感覚が無くなれば、無くなるほど、技の威力は増していくのです。

だからもし皆さんが、崩しや投げで何がしかの感覚を感じているのであれば、それは身体の力みを感覚として感じている可能性が高いかもしれません。

でも何も無い、と言ってしまうと会員さんの参考にならないのと思いますので、あえて感覚を表現すると、全身に何かが通っている感覚、あるいは全身に何かか満ちている感覚でしょうか。

そしてその何かとは、私は重力の感覚だと思っています。

まあ、何にしても会員さんは技をおこないさいは、身体に何がしかの感覚を得ようとしてはいけません。むしろ無い感覚を求めるべきだと私は思います。
posted by ロン at 22:43| 日記