2020年12月25日

重力と硬質化

私の個人的な考えなのですが、脱力が進み、身体の中で何の引っかかりも無くに重さ(重力)が通ったなら、その身体の感触は柔らかいと言うより、何か硬質感のようなものを感じると思っています。

なぜならまだまだ不十分なのですが、私の身体を重さを体験した副代表のゆりかや会員さんから最近よくそんな感想を聞くからです。またゆりかや黒帯会員さんの身体からもそのような硬質感を私も感じる時があります。

硬質感のある柔の身体からくる重さにはタイムラグがありません。ほんの少し動いたと同時にいきなり強烈が重さが伝わるため、抵抗したり、堪えたりする時間が無く、あっと言う間に崩されたり、投げられたりします。また打撃は身体の遊び(クッション)がないので重さがダイレクトに伝わり、その衝撃が身体内部まで浸透してきます。

脱力の可能性、本当に奥深いものと改めて実感しています。

と偉そうに書いていますが、未熟な私ですのでその可能性を体現出来るものほんの限定的な範囲だけです。

でもこの先も脱力を追及していけば、いつも書いていますが、年齢、体格、性別に左右されにくい武術に行き着ける可能性を感じることは何よりの励みになっています。

これからも脱力と硬質化の身体を目指して、稽古、稽古です。


posted by ロン at 15:37| 日記

2020年12月24日

空体道マイナーチェンジ

色々個人的に何かと迷走している(笑)空体道のマイナーチェンジですが、やっと以前より進歩したマイナーチェンジ版が完成しそうです。

本格的には年明けの稽古からになりますが、先に概要を説明したいと思います。

養身法では、左右法の形が若干変わります。

空法ではまず鞭手がなくなります。そして斜拳が斜身となり、手の形も変わります。また開合拳も形が変わります。さらに新たな型として「振り打ち」が加わります。

さて空法の順番ですが、前後手、上下手、斜身、内転手、外転手、直拳、振り打ち、開合拳、左右旋回、三角転身、四方転換、遠心求心の12種になります。

とりあえず今週土曜日の年内最後の稽古には試験的にやってみたいと思います。乞うご期待です。

posted by ロン at 21:02| 日記

2020年12月21日

考える

私は時間がある時(多分ない時も)いつも武術について考えているようです。

いや考えるというより、夢想、空想という言葉の方かあっているかも知れません。とりとめとなくぼ〜っと思っているのです。

それは修行のためというより、武術について考えるのがただ純粋に楽しいからだと思っています。

そんな風に何となく考えていると、ふいにアイディアというか、ヒントというか、感覚が訪れることがあります。

そしてそれを妻のゆりかに試して、そして稽古で会員の皆さんに試して、自分なりにそのアイディア、ヒント、感覚に是非の判断を下します。

そんな繰り返しの中で、私の中で残った、アイディア、ヒント、感覚の積み重ねが自分の武術、空体道の糧となっていったように思えます。

そして今も考えています。61歳になりこれからさらに肉体は衰え続ける中で、これからも向上し進歩し続けることが出来る武術とは何かを・・・

そんな夢想、空想、あるいは妄想(笑)的な考えの中から、また何がしかの答えをもらえるかもしれないことが、私にはとても楽しいことなのです。
posted by ロン at 11:07| 日記

2020年12月20日

上下

多分、会員さんの多くは身体の力を抜くために、上から下(頭から足裏)へ意識を定めているかもしれません。

私もよく頭から足裏まで重さを落とす(通す)と言っていますからそう感じるのは当たり前でしょう。

上から下への意識は正解です。ただし半分だけの正解です。上から下(重力)があれば下から上(地面からの抗力)もあることを忘れないで下さい。

上から下と下から上の力が整ったうえでの重さの力なのです。

会員の皆さんの段階では上から下と下から上は相反する感覚かもしれませんが、ただひたすら脱力を心がけて稽古すれば、上から下と下から上は同じ感覚としてとらえられる様になると思います。

今はその意識、感覚を体感出来なくても、その教えは忘れないようにして下さい。いつか分かる日が必ず訪れるでしょう。
posted by ロン at 20:53| 日記

遅くなる太極拳

家での一人稽古は、空体道の立つ稽古(立禅、上下法、前後法、左右法)、歩く稽古(前進歩、後退歩)が中心で、たまに型の空法、自由舞、そして太極拳をおこなっています。

今回はその太極拳のお話です。太極拳は私の創った円転太極拳をおこないますが、家の中なので54式のうち、11式までをおこないます。

その太極拳なのですが、どんどんその速度が遅くなっているのです。もともと太極拳はゆっくりおこなうのが普通ですが、私の場合はそのゆっくりがどんどん増しているのです。

自分で理由は分かってはいます。重さ(体重)のかけた足裏に全身の重さが落ちる感覚を得るまでは動けないと言うか、動きたくないのです。未熟な私にはその感覚を得るまでの時間がかかりすぎるので、必然的にどんどん遅さが増していくわけです。

https://www.youtube.com/watch?v=_dWldYJjpfg

この動画は会員さんに分かりやすく見せようとしたので私としては比較的に速くしていますが、一人稽古の時はこの動画の3倍ほどの時間になってしまいます。

そして遅くなるもう一つの理由があります。こまったことに遅くなればなるほど、気持ちよさもまた増していくのです。そのうち11式までをおこなうのに1時間以上かかるかもしれませんね(笑)
posted by ロン at 14:38| 日記